概要
働く人の集中力は、環境によって変えられるのか。TOPPAN(凸版印刷)は2019年2月、脳波の測定と空間演出を組み合わせた集中空間ソリューションを発表しました。三井不動産が運営するシェアオフィス「ワークスタイリング八重洲」の個室で実証されました。
集中状態に合わせて、空間を切り替える
利用者はイヤホン型の脳波測定デバイスを装着します。集中度の低下を検知すると、タブレットにリフレッシュの提案が届き、部屋の映像・音・香りが切り替わります。利用者が自分で気づいて休むだけでなく、空間側から状態に合わせて働きかける仕組みです。
個室だからこそ、残らない香りを
香りの演出には Aroma Shooter 2 を使いました。個室は狭いため、香りが滞留すると次の切り替え効果が分かりにくくなります。液体を噴霧せず、必要な瞬間に必要な香りだけを届け、切り替え後に前の香りを残しにくいこと。集中と休息を行き来する空間には、この特性が必要でした。
実証実験の結果
- 被験者の 69% が、香りを含む環境で「集中できた」と回答(31/45人)
- 被験者の 61% が、環境の切り替え後により高い集中力上昇率を計測(22/36人)
香りは、空間を演出する要素であると同時に、働き方を支える環境制御の一部にもなります。
数字で見る
69% 「集中できた」と回答
61% 環境切り替え後に集中力が上昇
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