← 概要に戻る
エンターテインメントXR · 2022年1月
磐田市香りの博物館
壁3面と床全体をスクリーンにしたVRシアター。天井に設置した Aroma Shooter 3 が、映像に合わせて空間全体に香りを届けます。
概要
磐田市香りの博物館は、香りをテーマにした国内でも数少ない博物館です。常設展には香炉や香水瓶のコレクションが並び、2階には「香りのVRシアター」があります。壁3面と床全体を大きなスクリーンとして使い、部屋全体が映像空間となるシアターです。
ゴーグルを使わないシアターに、香りを届ける
このシアターではゴーグルを使いません。視界いっぱいに映像が広がるため、香りもヘッドセットの内側ではなく、部屋全体に届ける必要があります。複数の来場者が同時に、同じ場面の香りを感じられることが前提になります。
一方で、香りが空間に残り続けると、次の場面の体験に影響します。階下には香水や香木のコレクションを展示する常設展もあるため、館内全体に香りを残しすぎないことも重要でした。
天井から届け、場面ごとに切り替える
そこで Aroma Shooter 3 を天井に設置しました。上部から来場者に向けて香りを届け、次の場面へ移る前に残留を抑えます。液体を噴霧しないため、床や壁、スクリーンに香料が付着しにくい方式です。
映像の切り替えに合わせて、香りも切り替わります。3種類の香りを、映像の流れに沿って順番に届けます。
広い空間に香りを届けながら、館内には残しすぎない。博物館という場所に合わせて、香りの届き方と残りにくさを両立させた事例です。
数字で見る
3 香りの種類
ギャラリー
